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筆者は最初のWebスキルはスクールで身につけたこと、そして現在オンラインWebデザインスクールで講師をしているという立場から、独学でWebデザイナーになれるのかというテーマでこの記事を書きます。これからWebデザイナーを目指そうと思っている方の参考になればと思います。
まず、「独学」というのがどういうことなのかを考えてみました。たぶん、独学で勉強しようと思っている人は本を買って読んだり、関係してそうな動画教材を見つけて同じことをしてみたり…といったことを想像しているかと思います。
本を読むのはとてもいいことです。プロになってからもいろいろな情報を得たり、新しいスキルを身につけるために本を買って読むという行動はずっと続きます。
本のいいところは、信用性があるところ。出版社や著者が明確になっているので、嘘は書けません。Webの情報はどこのだれが書いているのかわからないため、信用性の話でいうと本に比べて低いことが特徴です。
しかし、本という性質上、数年前に出た本の内容が古くなっていることがあります。特にソフトの使い方や環境構築方法が載っているような技術系の本は注意が必要です。
また、本の場合、特に「入門書」のようなものだと表面的なことしか情報が得られません。必要な本は読みつつも、わからないことは結局Webから情報を得たり、ほかの方法で別途勉強する必要があります。
YouTubeなどでもWebデザイン関連の動画が多くあります。動画のいいところは、解決したい内容のコンテンツが探しやすく、動きがあるので理解がしやすいところです。
ただ、一つ気を付けなければいけないところは、YouTubeなどの動画を観て真似をするだけでは即戦力のWebデザイナーになれないのと、目的と違った動画を観ているだけでは遠回りになってしまいます。たとえば、「Photoshopで写真の背景を切り抜くには」「Photoshopで写真の色味を変えるには」のような「Photoshopで○○をするには」系の動画を観て、それらをマスターしただけでは、Webデザインの基礎は身に付きません。
もちろん、Photoshopの基本的な操作はできないといけないし、いろいろなことができたほうがいいのは確かなのですが、「Photoshopマスター」ではなく「Webデザイナー」を目指しているのであれば、まずはWebデザインのことを勉強し、必要に応じて背景の消し方や色味の変更を都度身につけていくといった流れが効率的かと思います。
本であれ動画であれ、現場で求められるスキルを習得するのはむずかしいです。現場といっても企業によって必要とされているスキルや経験は全然違いますし、働くメンバーによっても同じことが言えます。
だからこそ、幅広く学習をしておかないといけないし、その幅の中に入ることに絞って習得していかないといけません。
もちろんWebデザインスクールはお金がかかります。そして学習や制作に時間もかかります。仕事をしながら、子育てや家事をしながら、プラスでWebデザインの勉強をするのはかなり大変ではありますが、そのくらいの覚悟がないとなれない職業です。
また、お金と時間をかけて受講した経験と、このくらいできるようになったというポートフォリオは財産になります。誰もがみんな最初は未経験からスタートしています。未経験者から経験者になるための武器として、「お金と時間をかけて受講した」ことが本気度を伝えるためのアピールポイントになります。
筆者も実際そうでした。「Webの仕事に就きたいと思ったからお金と時間をかけてスクールに通った」ということを面接でアピールし、採用してもらいました。
本気でWebデザイナーになりたいのであれば、Webデザインスクールを受講しつつ、プラス本や動画で情報を得る必要があるということを覚えておいてくださいね。